冬の光線はオールドレンズにはなかなか手厳しい…
数馬峡での撮影を終えて、最近ハマってるトンネル進入シーンを撮るために白丸駅に向かいました。すると先客が構図を作っていたので、前までの外からホームに滑り込んでくるシーンを撮ることにしました。
使ったレンズはAiAF Nikkor 180mm F/2.8D。これもまた古いレンズですが、解像度抜群でお気に入りのレンズのひとつ。しかし、その古さ故に逆光にとことん弱い。
比較が今の最新レンズですから酷ではありますが、もうこのシーンでフレアがすごい…少し即席で手で覆ってハレ切りしてみましたが、カバーしきれずハレーションが残る画になりました。
でもなんだかこれはこれでひなびた印象になって嫌いじゃない。とにかく今はフレアやゴーストは悪とされ、徹底的に排除される傾向にありますが、そんな時分だからこそ時にこういう画は光るような気がします。
フレアが出てもやはりしっかり写ってくれるこのレンズ。これがこのレンズの魅力かもしれません。