4年前の今日、ラッセルと出会い色んな事を学びました。
2012年当時、大糸北線の運行情報で日中の列車を運休し、代替バスを運行すると出ていると、ラッセルが動くという噂がありました。要はそのスジを使ってラッセルを運転する訳ですが、鉄道趣味の人間からすれば公式アナウンスのようなもの。沿線にはかなりの人が…と思いきやそうでもなかったのを記憶しています。
当日はものすごい雪で前が見えないくらい。さらに大糸南線も雪で信濃大町から南小谷までウヤとそのエリアにいた私はラッセルまでする事がなかったのです。
いざ来て撮影し、クルマを動かそうとしたらスタックして動けず…。その時知りうる知識を使って脱出を試みましたがうまくいかず、JAF呼ぶしかないか…と思っていたら地元の方に脱出方法を教えてもらい、まさに九死に一生を得た思いでした。
これ以降もなんどか雪の撮影にクルマで繰り出しましたが、この時の経験のおかげでスタックする事はありませんでした。雪は綺麗だがなめてかかってはいけない。それを身をもって知った撮影行でした。
今ではこのラッセルを見る事が出来ないかと思うとなんだか切ないです…。
このくらいの時期になると雪深い大糸線が懐かしいですね。