午後遅くなのに奥多摩を目指したのは、これを撮れる!と思ったからでした。
いつもの奥多摩方面行きを撮ったら次はお座敷青梅奥多摩号だ!と踏んでいました。そしてそのお座敷青梅奥多摩号はこの鳩ノ巣駅ではポピュラーな、トンネル飛び出しの構図で狙うつもりでいました。しかし先程撮影した奥多摩行きが出発する様子がありません。もしかしてここで交換…?
この時の私にとっては嫌な展開になる空気を感じました。そしてそれは的中し、華がやってきました。
トンネル飛び出しで撮るつもりでいただけに、既にレンズは望遠に付け替えていました。華はもうすでにそこまで来ているのでレンズ交換している時間はありません。已む無くこのまま望遠で撮る事にし、それでもなんとか交換している様子を撮りたかったので、この構図になりました。
なんか中途半端になってしまったなぁと思っていましたが、よくよく見ると奥多摩行きの運転士さんがお座敷青梅奥多摩号の運転士に手を挙げて挨拶していました。こういう人のふれあいシーンは狙って撮れるものではないので、このシーンを写せたのはラッキーでした。
今回は運転士さんに救われた気がしました。また1人で来ていたらただガッカリするところでしたが、娘と撮影に来ていたので、「こんな展開だったかー!」って笑って済ませられました。
たまには気負いせず、気楽に撮影するのもいいものですね!