等々力での撮影を終えて今度は北千束に向かいました。ここでは下り方ホーム端から大岡山を出発した上り電車が地下から駆け上がってくるところが撮れるのですが、障害物が多いのと超望遠でないとスッキリ撮れないという、なかなかに難易度が高い撮影ポイントだったりします。
前回はD200で撮影。D200はDXフォーマットなので古いとはいえ1020万画素で撮影出来ましたが、DfやD3ではクロップするとD200の画素数を下回ってしまいます。そこでD850!D850ならDXクロップしてもDf/D3のFXフォーマット以上の画素数を保つことが出来ます。D850を使うまでこういうやり方はちょっと…と思っていましたが、D850でFXのまま撮り続けるとデータサイズがとんでもない事になりますし、クロップして撮るならその時に構図をしっかり決めて撮らなければならないわけなので、チョンボしてるという気もそう起きません。なのでD850では結構シーンによってこのDXクロップを積極的に使っています。
このDXクロップのおかげでデータ量を節約しつつも高画質が得られるD850。おまけにAF性能はD5と同じなので捕捉力も高く、D200の時のようにAFがすっぽ抜けることもなく、確実に撮影することが出来ました。
しかし障害物が多い故にちょっとでも右にずれると柵が写り込んでしまったり、そうかと左に振れば車両が見切れる…という感じで決して楽な撮影ではありませんでした。また娘の足下抱きつきはここでもありましたし…。
そんな中、今までここで離合シーンに遭遇したことはなかったのですが、ホントにたまたま今回離合シーンを撮影することが出来ました。
9000系に6000系…大井町線の”今”を象徴する2系式を同時に収められたのは大満足です!
駅撮りはあまり好きではないのですが、今回は駅撮りならではの風景を収めることが出来たので、楽しい撮影になりました。