Digital Geographic

鉄道写真をメインに興味のあることについてつらつらと…

午後からの鉄道旅(Nikon1 J5でまさかの闇鉄編)

到着した時にはもう真っ暗になっていました。

004-162

撮影地:東急池上線/洗足池~長原

上野毛で撮影を終えた後、娘が「ワッフルお店行きたい!」というので、旗の台の改札内にあるMr.Waffleに行きました。

ここのMr.Waffleは改札内にありながらこじんまりとしたイートインスペースがあるので、そこであったかいワッフルをいただくことが出来ます。ちょうどおやつ時でもあったのでひとやすみ。食べ終わってその足で長原へ向かうことにしました。

ここも前々からD850のDXクロップを使って超望遠としながら、アドベンチャーラインの白丸のトンネル進入シーン風味のカットを撮っていました。それを今回は先ほどの上野毛同様マウントアダプター使ってJ5で撮ってみよう!と思ったのですが…

トンネルの外は真っ暗!肉眼でもJ5のモニター越しでもほとんど何も見えず、東急線ではおなじみの上り下りの接近合図用のパイロットランプの明かりだけが見えるくらい。以前、日中に撮影していた時の事を思い出しながらとりあえずの構図を組んで、あとは接近してくる列車の前照灯で照らされた時に、最終構図をサッと作って撮るというとてもじゃないですが、J5でやる撮影ではないようなことをやることになりました。

当然1発では決まらず、何度も挑みながらこの日唯一動いていた未更新の1000系を待ちました。休日は平日より本数が多いとはいえ、1列車ごとに6分空いてしまう池上線。この未更新の1000系が来る頃にはホントに何も見えなくなっていました。

もうこうなるとダメ元での撮影にならざるを得ません。ダメで元々、でもなんとか一矢報いたい!と思いながら夢中でシャッターを切りました。するとかろうじでこのカットだけピントがしっかり当たってました!

J5の小さいセンサーではISO12800なんてザラザラもいいところ。そこでDxOのPureRAW2の出番。PureRAWに通すと見違えるほどクリアになります。D850で撮影したものとかも使う時がありますが、もうそうすると1コマが90MBくらいいってしまい、大変なことになります。しかしこのJ5やDfといった2000万画素クラスならいっても50MB程度なので、このPureRAWを導入してからは高感度撮影を行ったカットで仕上げることにしたものについては積極的に使っています。

そんなわけで最初っからRAW現像前提な撮影となるわけですが、日中のカットも全部RAWで撮影しているので一工程増えるくらいの感覚でしかなく、それで写真が見違えるなら儲けもん!と思っています。そして1インチセンサーで高感度はフルサイズと比べたら絶望的なJ5でもここまでの結果が得られるのです。

マウントアダプターFT1とPureRAW2で新しい領域に足を踏み入れた感のあるNikon1 J5。これからもこのカメラで色々撮っていければと思います。

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