Digital Geographic

鉄道写真をメインに興味のあることについてつらつらと…

賑わう山間の駅

オフシーズンでありながらも、ハイカーで駅は賑わっていました。

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撮影地:JR青梅線/鳩ノ巣駅

旅客列車撮影の醍醐味は、鉄道と乗客が接しているシーンを撮影することと私は思っています。なので駅での撮影の場合、構図の中に利用客が写ってくれることを期待していたりします。

冬の奥多摩は観光的にはオフシーズン。夏のオンシーズンと比べると観光客はまばらで、ハイカーの姿もあまりみかけません。しかし、最近のキャンプブームやアウトドアブームの甲斐あってか、この冬は以前と比べると多くの観光客を見かけるようになりました。

だからといって列車本数が増えるわけではないアドベンチャーライン。平日よりは間隔が詰まっているものの、都内にあって30分に1本という間隔なので、なんとなく駅に来て列車を待つ…という人はそうはいません。構図を列車到着前に作って待機。いよいよお時間…となるとお客さんがやってきました。

鳩ノ巣駅の構造ゆえか、跨線橋の階段を下りたらそのまま前に進んで、皆さん設置されている多摩産材でつくられたベンチに吸い込まれていきます。そして列車が到着するとそのまままっすぐ立って列車のドアへ向かうので、図らずもいい位置にお客さんが入ってくれるのです。

おかげで今回も無機質な鉄道とホームだけ、という写真ではなく息吹が感じられる写真を撮ることが出来ました。

またこういうシーンこそが”アドベンチャーラインらしさ”とも思っています。こういった”アドベンチャーラインらしさ”が垣間見える写真を今後も撮っていければと思います。

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