曇り空を描く
曇り空の下を田園都市線直通の急行電車が走り去っていきました。
Nikon D850を投入して2日目。家を出た時は晴れていたものの、撮影地到着の頃にはこのように曇ってしまい、コンディションとしては最悪。しかしこの日は娘も一緒にいて、撮影後はYETI ROASTERY.COFFEEさんに行くつもりだったので、やむなくここにやって来ました。
もう曇天なので広角の画は諦め、望遠でテスト撮影程度に撮ることにしました。
テスト撮影な軽い気持ちで望んでいたので、空の事をあまり気にせず撮ることにしようとしていたのですが、いざ撮ってみると曇り空でも雲が写ってるじゃあ〜りませんか!
デジタルカメラの進歩というのは凄まじいものですね。これまでの自分の中の常識では曇りじゃ空は映えないし白飛びするから空が入るのは避ける…というのが定跡でしたが、ここまでダイナミックレンジが広いとなると、場合によっては曇り空でも率先して空を入れることができるかもしれません。
そんな中、先行する各停の後ろをノロノロと走る6000系の急行中央林間行きがやってきました。ノロノロだったので連写コマ数を少し下げてデータが膨大にならないように撮影。ノロノロだったおかげで低速連写でも欲しい位置のカットが撮れました。またナノクリスタルコートの70-200のF/4とこのD850の解像力でキレのあるカット!加えて今まで撮ったことがない曇り空ということもあってお気に入りのカットになりました。
カメラの進化に感謝しつつ、まだ見たことのない世界を撮っていければ‥と思います。