Digital Geographic

鉄道写真をメインに興味のあることについてつらつらと…

ホリデー快速がある風景

ダイヤ改正にて、臨時列車へ格下げとなるおくたま号を鳩ノ巣駅で撮影…

1516H

撮影地:JR青梅線/鳩ノ巣駅

今度のダイヤ改正で東京・立川発の奥多摩・御嶽発着の直通列車が廃止となり、全列車が青梅発着となることが決まったアドベンチャーラインこと青梅線の末端区間。さらにワンマン運転もスタートと、いよいよ首都圏から切り離される感のあるダイヤとなってしまいそうなアドベンチャーライン。土休日にオンシーズンは中央線の近郊区間並みに混み合うホリデー快速おくたま号も例外ではなく、東京・新宿~青梅間の運転となり、多客時のみ対面乗り換え出来る青梅発のホリデー快速を設定する…という現行と比べると、かなり冷遇されるダイヤ改正となりそうです。まったくもってなくなってしまう五日市線よりはマシなのかもしれませんが、あちらはあきがわ号はなくなっても、立川発武蔵五日市行きが増えるとのことなので、アドベンチャーラインとは位置付けがはっきり異なってくる感があります。

…というわけで、ホリデー快速おくたま号が土日祝日に当たり前に見られるのは今だけ。もっというと上り東京行きは今ダイヤが最後…となるので、娘と奥多摩に行く際、これまではNikon1 J5メインで出かけていましたが、ガッツリD850・Dfを使ってしっかりと記録する方針に切り替えることにしました。そして今まで撮影してなかった構図を中心に撮影することで、いろんな姿のホリデー快速を可能な限り記録していこうと思います。

そう心づもりを決めた最初のカットがコチラ。ホリデー快速鳩ノ巣は通過なので、当然ながらホームには誰もいない。そして山の日暮れは早く、15時台ですでに駅名標やホームの照明が点灯。誰もいなくても灯りがともる駅をゆっくりと通過していくおくたま号…。そんな様子を撮影してみました。

ホントは行先の「東京」が表示されているところで抑えたかったのですが、こればっかりは致し方なく…。それでも今後は「多客時」しか設定されないわけですから、冬の奥多摩を走るおくたま号はこれで見納めかもしれません。

中央線12両編成化でいつかはなくなるだろうと思っていましたが、お別れがこんなにも早く来るとは思ってもみませんでした。

上り便はこれからの季節、日が落ちた後の運行なので撮影条件はかなり厳しいものとなりそうですが、なんとかその姿をひとつでも多く残していこうと思います。

鉄道コム ブログランキング・にほんブログ村へ