川霧が発生した数馬峡に再び出会うことが出来ました。
右肘の痛みが少しひいたので、このまま撮影を続行することにしました。御嶽付近を移動中、多摩川に若干霧が発生しているのが見えました。それを見て、数馬峡でもチャンスがあるんじゃないかと思い、神塚神社での撮影を終えると急いで数馬峡に向かいました。
到着してみると予想通り川霧が発生していました。これで数馬峡で川霧を見るのは2度目。こんな幻想的な風景が都内でも見られるというのはなんだか得をした気分になります。
上り電車が通過していくのが見えたので、下り電車通過まであと僅か。急いでセッティングをし、あとは通過を待つだけとしたところで、雨が上がり暑くなってきたのでレインウェアを脱ぐ事にしました。そして先程痛めた右肘を見ると、打身だけでなく擦り傷もあり、血が出ていました。こうなると応急処置をしないわけにはいきません。こんな事もあろうかと以前から応急処置キットを持ち歩いていたのですが、ついに役立つ時が来てしまいました。しかしこれのおかげでケガが酷くならずに済みました。
消毒をして、さあ絆創膏を貼ろうか…というタイミングで撮影対象の1111デがやってきました。露出や構図はもうセット済みだったので、焦りながらもタイミング合わせてレリーズ。上手い具合に撮れました。
備えあれば憂いなしを実感した撮影になりました。そしてこの幻想的な風景にまた出会えて本当によかったです。
晴れカットが恋しい今日この頃ですが、雨や曇りでもこういう風景に出会える時があるので、雨の撮影も捨てられないものです。