茶色の景色の中にコバルトブルーの湖面が映えて見えました。
冬の数馬峡。雪が降ったとしてもここは東京。故にすぐ溶けて元通りになってしまうので、奥多摩の冬の景色といえばこの茶色の景色に常緑樹の緑が入る景色。この景色も見事とは思いますが、紅葉が過ぎるとこのような景色が新緑を迎えるまで続くので観光客はまばら。さらに今年はコロナ禍ということもあって人の姿はほとんど見る事はありませんでした。
それでも観光名所である数馬峡には、撮影中幾人かの観光客とすれ違う事がありました。
この構図は木々に葉がある時でも撮る構図ですが、線路側の木に葉があるおかげで茶色になりきらず色がついてくれました。そしてこの美しい湖面…。冬の白丸らしいカットが撮れたかなと思います。
ただ撮影した時間が昼頃だったせいか構図右側の木々には影が落ちてしまい、構図が限られてしまいました。やはりここは午前中までに撮りきらなければならないようです。
数年前から課題にしている"雪無しの冬景色"これをどう撮るか…
試行錯誤はまだまだ続きそうです。