Digital Geographic

鉄道写真をメインに興味のあることについてつらつらと…

さらばNikon D3(その2)

最期の時まで8500系を記録出来たのはよかったです!

043-091

撮影地:東急田園都市線/二子玉川二子新地

ダイヤ改正以後平日ダイヤの朝ラッシュ運用にしかついていない8500系。藤が丘で並ぶそうですが、確証なくその時間に行くというのはなかなか難しく、下りの入庫前運用1発勝負になっています。

この日は44Kの回送と高津ですれ違い、この43Kに賭けるしかありませんでした。時は春休み期間中というのもあってか学生さんと見られる先客1名が二子新地の撮影ポイントにいらっしゃいました。

先客さんがいくら年下に見えようとも先客は先客です。ご挨拶をし、ご時世なのもあって後方から失礼させてもらいました。

先客さんはコンパクトデジカメ。こちらはNikon D3にAF-S VR Zoom-Nikkor 70-200mm F/2.8GにテレコンのTC-17EⅡという構成。決してマウントを取りたいわけではないのですが、先客さんに威圧を与えないのも考慮して後方から撮影しました。

正直言ってコンパクトカメラで撮る方が一眼レフで撮るより圧倒的に難しいと思うのです。そんな中撮れた1枚はきっと宝物になるでしょう。

先客さんの狙いはやっぱり43Kの8631F。iPadで時刻を確認していざその時!となるとやはり構え方が違いました。

お互い無事撮影を終え、会釈をして各々その8500系に乗り込みました。私は鷺沼で急行に抜かれるのを使って追っかけをしようと目論みましたが、あと少しというところで見送る結果になり、追っかけは失敗に終わりました。

普段ならこういう時悔しい気持ちになるのですが、この時は先の撮影が気持ちいいものだったからか不思議とそういう気持ちにはならず、すぐに気持ちを切り替えることが出来ました。

機材の優劣はあるにはありますが、自分に合ってる機材がその人にとっての”相棒”になり得るのだと思いました。

D3はもう動かなくなってしまいましたが、色んなことを教えてもらった気がします。この気持ちは今後とも持ち続けようと思います。 

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